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耐震ケーブルブレース コラム Column

屋根の葺き替え工事不要|地震対策に耐震ケーブルブレース

狭小空間 設備の干渉 短工期
制限のある条件下での耐震補強に。
軽くて柔軟、一般的なブレースよりも強い
耐震ケーブルブレース

地震が及ぼす屋根への影響

大地震が起こると、様々な方向から大きな負荷が掛かります。垂直方向の負荷は柱が受け持ちますが、問題は水平方向の揺れです。

水平方向の揺れに対して、屋根が重いと遠心力が大きく掛かります。現在の建物は遠心力も耐震基準を満たしていますが、問題は負荷の掛かり方です。地震時、荷重が全ての構造に均等に掛かるとは限りません。全体で受けるべき力が一部の柱に集中してしまい、倒壊したという事例もあります。

 また、屋根自体が地震波に耐え切れずに破壊されてしまうリスクもあります。屋根が破壊されれば中にいる人達に危険が及びますし、避難にも大きな影響が出てきます。

屋根の耐震方法

 屋根の耐震化には、大きく分けて二つの方法があります。

1.屋根の葺き替え
2.屋根の補強

 屋根が軽くなれば、地震波による影響も少なくなりますし、屋根自体が強ければ、地震に耐えることができます。以下にその特性を見ていきます。

1.屋根の葺き替え

屋根を軽くするには、ガルバリウム鋼板などの軽くて丈夫な材質に葺き替える方法が一般的です。

  • 耐震性の向上
     施工時の最新の建材や工法を使うため、耐震性が向上します。また屋根の下地材まで剥がして施工するため、劣化した部材を補強することもできます。
  • 居住性の向上
     新築同様の屋根になることで、防水性や防音性、保温性が向上します。これにより建物内の作業者の効率も上がり、資産価値も向上します。
  • 高額な費用
     屋根の葺き替えには、高額な費用が掛かります。古い屋根の撤去や処分の費用に加え、新しい屋根の建築費や人件費、足場代などを含めると一般的に数百万円から数千万円の費用が掛かります。
  • 施工日数
     大がかりな工事が必要となるため、一般的に施工には数日程度掛かります。工事期間中の工場は雨や風など天候や、騒音や振動などの影響を受けます。 – 事業への影響  屋根を全て撤去するため、工事期間中は工場や倉庫の稼働を停止させます。その間は工程の調整や機械設備の保全、荷物の移動などにも費用が掛かってきます。

2.屋根の補強

特に新築時において屋根を補強するためには屋根面ブレースを入れるのが一般的です。屋根面ブレースは水平ブレースとも呼ばれ、水平方向の荷重を柱や梁に伝達する効果があります。屋根面ブレースは多くの建築物に採用される、代表的な工法の一つです。その耐震強度は公的にも認められています。

 このように効果のある屋根面ブレースですが、既設の建物に新しく鉄骨ブレースを設置するのは容易ではありません。鉄骨を屋根の下に設置するには広い足場が必要になり、工場の稼働にも大きな影響が出てきます。また、設置環境によっては搬入・施工のために屋根の一部を剥がす必要があるなど、弊害が出る恐れがあります。

屋根の補強に適した耐震ケーブルブレース

屋根の補強における課題を解決する施工方法として、耐震ケーブルブレースをご紹介します。

葺き替え工事不要

 耐震ケーブルブレースを施工するのに、基本的には屋根の葺き替え工事は不要です。既存の屋根をそのまま活かせるため、屋根材の撤去作業や廃棄処分も必要ありません。また、既存のブレースがある箇所にも施工が可能(※)です。
※ 条件によっては施工が難しい場合もございますので、お気軽にお問い合わせください。

屋根の施工の様子

施工時の搬入の様子 ※ クリックで拡大します

低コスト・スピーディー

現場溶接や重機が不要で足場も最小限で済むため、工期を大幅に短くすることができます。また、複数グリッドに跨る屋根向けで建設技術審査証明(BCJ-審査証明-198)を取得しており、品質の観点からも安心してお使いいただけます。

圧倒的な施工性の良さ

 ケーブルブレースは長尺のブレースでも直径1.5mほどのコイル状にできるため、障害物の多い現場でもスムーズに搬入・施工できます。
 ロングスパンの施工にも適していて、設計の自由度が上がります。現場によっては足場を設置せず、高所作業車を使った施工も可能なため、工程や設備への影響を最小限にできます。
 しなやかで柔軟性に富み、トルクレンチを用いて人力で緊張作業を行えるため、狭小空間での施工に力を発揮します。

狭小空間 設備の干渉 短工期
制限のある条件下での耐震補強に。
軽くて柔軟、一般的なブレースよりも強い
耐震ケーブルブレース

一般的なブレース材(従来工法)との比較

項目 一般的なブレース材 耐震ケーブルブレース
ブレース 一般鋼材(棒鋼、形鋼) ケーブル
配置 各グリッド(大梁〜小梁間) 長尺スパン(大梁頂部〜柱頭部間)
重量
部材数量
工期

屋根の補強事例

1)東北地区
公立中学校の体育館

・長尺配置
・足場低減
・無火気

2)関東地区
私立高校の体育館

・長尺配置
・足場低減
・無火気

3) 北陸地区
大手食品メーカー工場

・長尺配置
・足場低減

4)関西地区
大手鉄鋼メーカーの工場

・足場低減

5) 四国地区
私立幼稚園の多目的室

・足場低減

※ その他の実績については、実績表も併せてご参照ください。

導入を検討されている設計者様へ

鉄骨設計は建物の骨格だけに失敗が許されないので、新工法は設計・施工に不安な点もあるかと思います。耐震ケーブルブレースは販売開始から10年以上が経過し、導入実績は200件以上と年々増加しております。初めて施工される時は、納入時または取付時など、ご希望の日時に弊社より指導員を派遣して、取り扱い説明をいたします。

設計上のご不明点は、ぜひお問い合せフォームからお聞かせください。関連資料もダウンロードできますので、検討のお役に立てたらと思います。

ゼネコン・施工業者様へ

耐震ケーブルブレース 取り付け体験

神鋼鋼線工業 尼崎本社にて、
耐震ケーブルブレースの取り付けを体験いただけます。
一度簡単取り付けを試してみませんか?

施工を希望されている施主様へ

弊社では信頼できる施工会社様をご紹介しておりますので、お気軽にお問い合せください。尚、お付き合いのある施工会社様での施工も可能です。

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制限のある条件下での耐震補強に。
軽くて柔軟、一般的なブレースよりも強い
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