小笠山総合運動公園エコパスタジアム

2002年FIFAワールドカップの会場用に建設された「天秤式テンセグリック構造」のバックステイに、当社ケーブルとタイロッドが採用されました。

小笠山総合運動公園エコパスタジアム
【本物件の特徴】
2001年3月26日に竣工した本スタジアムは、400mトラックの中に天然芝のフィールドを持ち、陸上競技、サッカー、ラグビー、各種コンサートに使用される50,889人収容のスタジアムです。「天秤式テンセグリック構造」と呼ばれる、重心が前方にある巨大な片持ち梁を後方にあるケーブルとタイロッドでのバックステイで引っ張って支える構造で、設計の佐藤総合計画+斎藤公男は「ホリスティックデザイン(材料・建て方・力学的・美などを総合的に考える)」という概念で、設計時より施工方法をイメージ。材料選定やディテール検討を行った結果、当社のケーブルやタイロッドの使用にいたりました。
【本件で採用された弊社製品】
①バックスティ:構造用スパイラルロープ+ハイテンタイロッド
②耐風ロッド:ハイテンタイロッド
③屋根アーチ:構造用スパイラルロープ
④膜押さえケーブル:構造用ストランドロープ