変位制限機能付落橋防止装置
(国土交通省 NETIS登録「登録番号:CB-040009」)

特  長

  1. 落橋防止装置として多くの実績を持つ、OSPA(G)型及びSK(G)型ケーブルを使用します。
  2. 変位制限装置の荷重は、シアリングのフランジ部にて負担します。
  3. シアリングに3・kh・Rd以上の荷重が作用すると、フランジ部がせん断破壊し、所定の移動量に達した後に落橋防止機能が作動します。
  4. 変位制限装置の荷重制御は、シアリングのフランジ形状を変更することで容易に行うことが出来ます。
  5. 緩衝効果は、従来の緩衝材(クロロプレンゴム)で両機能の衝撃力を吸収します。
  6. ケーブルを含め多くの部品が一般型と共通のため、一般型で計画した工事でも設計変更が容易です。

構造図

メカニズム

荷重-変位曲線(概念図)

写真(ケーブル端部及びシアリング)

付属品

部 品 材 質 規格(材料) 表面処理 適用ケーブル
OSPA OSPA-G SK SK-G
PC鋼より線(アンボンド) SWPR7BN
(φ12.7,φ15.2mm)
JIS G 3536 ---
SWPR19N
(φ17.8,φ19.3,φ21.8mm)
亜鉛めっきPC鋼より線 φ12.7,φ15.2,φ17.8,φ19.3,φ21.8mm メーカー規格 ---
アンカー S45CN JIS G 4051 HDZ35
SCM435もしくはSCM435H JIS G 4052 HDZ35
JIS G 4053
定着ナット S45CN JIS G 4051 HDZ35
支圧板 SS400 JIS G 3101 HDZ55
緩衝材 クロロプレンゴム --- ---
偏向具 ポリエチレン メーカー規格 ---
定着部取付ボルト SWRCH相当品 --- HDZ35
C型カバー SPHC JIS G 3131 HDZ35
SS400 JIS G 3101
スプリング SWOSC-B、もしくは相当品 JIS G 3560 ポリエステル
粉体塗装
SUP9、もしくは相当品 JIS G 4801
シアリング S45CN JIS G 4051 HDZ55
フォークパイプ STKM13A JIS G 3445 HDZ55
SS400 JIS G 3101

(表面処理)

HDZ35(溶融亜鉛めっき) JIS H 8641
HDZ55(溶融亜鉛めっき)