真円型ワイヤロープ「ロックドコイルロープ」

特殊形状の外層線を使用することで、ロープ表面を平滑にでき、ケーブルクレーンやリフトの振動を最小化しています。

ロックドコイルロープ
●接触性が良い
表面が円滑であるため、シーブ等の接触性が良い。
●振動が少ない
表面が滑らかなため、振動が少ない。
●腐食に強い
ロープ表面の隙間が小さいため、雨水が入らず腐食しにくい。
●伸びが少ない
使用時の伸びが少ないため、メンテナンスの頻度が少ない。
ロックドコイルロープ規格表

ロープ表面が滑らかなため、リフトやロープウェーの振動を抑えることができます。また、ロープ内部にも鋼が隙間なく存在しているため、通常のロープよりもロープ強度が大きく、細径化することができます。

断面構成 ロープの径
mm
標準断面積
mm²
破断荷重
kN
単位質量
kg/m

C形
34 804 1020 6.71
36 898 1140 7.50
38 999 1270 8.34
40 1110 1320 9.26
42 1220 1460 10.2
44 1340 1610 11.2
46 1460 1760 12.2
48 1580 1910 13.2
50 1710 2070 14.3
52 1840 2240 15.4
54 1980 2400 16.5

D形
56 2200 2550 18.3
58 2350 2740 19.6
60 2510 2930 20.9
62 2670 3120 22.3
64 2840 3330 23.7
66 3000 3520 25.0
68 3190 3760 26.6
70 3380 3980 28.2
72 3570 4220 29.8
74 3760 4400 31.4
76 3960 4700 33.1

E形
78 4250 4940 35.4
80 4460 5200 37.2
82 4680 5460 39.0
84 4980 5730 40.9
86 5130 6010 42.8
88 5360 6290 44.7
90 5610 6590 46.8
92 5850 6870 48.3
94 6100 7180 50.9
96 6360 7490 53.1
98 6610 7800 55.2
100 6870 8110 57.3

F形
92 5960 6790 49.7
94 6210 7080 51.8
96 6470 7380 54.0
98 6740 7700 56.2
100 7000 8010 58.4
【使用例】
ケーブルクレーン主索、ロープウェー、橋梁、建築構造物など