PC加工品とは、通常の裸線(はだかせん)に、例えば防錆(ぼうせい)などの付加価値をつけたものです。いかに当社ならではの多様な付加価値をつけるかで製品価値も決まるのです。

私の業務は大きく分けて3つあります。1つ目は生産設備の改善。実際に作業に当たっている人に意見を聞き、設備を専門に担当する設備室と相談しながら進めます。設備室との関わりは非常に深く、新製品製作や設備改善のときは常に一緒に仕事をしています。

2つ目は製品の製作方法や運搬時の梱包状態などの確認、作業者への指示。

3つ目は、新製品や特殊な製品を製作するのに必要な実験や製作条件を決めることです。製作条件とは、お客様から「こういう製品がほしい」と要望があったときに、要求性能を満足した製品をつくるためのさまざまな条件です。これまでにつくったことがない製品の場合、必要なことです。大変なのはどんな厳しい納期でも守らなければならないこと。ほかにも仕事は動いているので、新製品や特殊製品の製作はとても苦労を伴います。

入社したばかりの頃、生産は機械がかなりの部分を自動的にやるものだと勝手に思っていました。だってあんなに大きな設備がたくさんあるのだから。しかし実際は多くが"人の手によるものづくり"でした。仕事内容も予想をはるかに超える幅広さ。それにほぼすべての部署と関わりながら進めなければなりません。大学で機械のことは学んだけれど、仕事のなんたるかを知ったのは全部入社してからでした。

将来は製品開発に携わり、加工品や二次製品ではなく完全なオリジナルの新商品を手がけたいと思っています。それを引っさげて国家的な大型プロジェクトに参画できたら、こんなにうれしいことはありません。

印象に残っているエピソード

2014年秋から冬にかけてのことです。9月に新製品の受注があったのですが、12月納品という超短納期。当然一からのスタートなので、製造条件を探すことから始めなければなりません。生産現場の人たちと共に、何度も失敗しながらさまざまな方法で実験を繰り返した結果、期限ギリギリで製造条件を見つけることができました。無事間に合って納品を終えたときの達成感と開放感は忘れられません。その年末の忘年会は人生最高の楽しさでした。

選んだ理由

大学で機械系を専攻していたので、就職先は漠然とですが、メーカーを目指していました。建機メーカーもいいなあ、などといろいろ視野に入れながら就職活動をしていたところ、KOBELCOグループの合同説明会でひときわ熱く語るブースがあり、思わず聞き入ってしまいました。それが神鋼鋼線でした。つくっている製品にとても興味を感じたし、橋や建築物など、使われている構造物のスケールが大きいので、社会に広く貢献できるに違いないと思ったんです。

一日のスケジュール

仕事イメージ
  • 8:00

    出社後

    自分の部署でミーティングを行う。

  • 8:20

    ラジオ体操

    この数分間の運動で体をほぐし、気合いも入れます。

  • 8:30

    他部署にて

    前工程の製造部署のミーティングに参加し、生産状況などを確認。

  • 9:00

    各種業務

    生産進捗状況の確認、お客様からの依頼に対応、製品出荷の段取りなど。

  • 13:00

    工程管理など

    新製品・特殊品製作の実験と生産スケジュール作成、設備工事に向けての段取り組み。

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