Shinko Wire Company, Ltd.
HOME > 事業・製品情報 > エンジニアリング事業 エンジニアリング > 道路付帯物落下防止用ワイヤロープ

エンジニアリング



設置例

標識板落下対策

標識板をワイヤロープで支柱に連結することによって、標識板の落下を防止します。

標識支柱落下対策

標識支柱の屈曲部より上方にワイヤロープを通すことによって、標識支柱の落下を防止します。当社のシステムは、ワイヤロープを支柱に周回させて2点で支持するため、従来システムに比べてワイヤロープのサイズを小さくでき、落下対象物が回転しにくいという特長があります。

裏面吸音板落下対策

耐震ケーブルブレース材料特性主桁と裏面吸音板の支持材をワイヤロープで連結することによって裏面吸音板の落下を防止します。

トンネル天井板落下対策

耐震ケーブルブレース材料特性トンネル軸方向にワイヤロープを配置することによってトンネル天井板の落下を防止します。

遮音壁落下防止装置

遮音壁落下防止装置は、高架橋の遮音壁が自動車の衝突などにより破損し、高架橋下の一般道や歩道に落下することで発生する二次災害を未然に防ぐ安全装置です。

ワイヤロープの仕様

落下防止用ワイヤロープには、耐食性に優れ、構造計算に必要な弾性係数と断面積が規定されている「構造用ステンレス鋼ワイヤロープ」を推奨します。

構造用ステンレス鋼ワイヤロープの機械的性質
ロープ径
(mm)
破断荷重
(kN)
標準断面積
(mm2)
弾性係数
(kN/mm2)
単位質量
(kg/m)
[参考値]
初期ひずみ
(%)
[参考値]
 ( 2 )    2.74    1.91    88.0以上    0.016    0.1  
 ( 3 )    6.16    4.29    88.0以上    0.037    0.1  
 ( 4 )    11.0    7.63   88.0以上    0.065    0.1  
 ( 6.3 )    25.8    18.9   88.0以上    0.161    0.1  
 8    41.7    30.5   88.0以上    0.260    0.1  
 9    52.7    38.6   88.0以上    0.329    0.1  
 10    61.8    47.7   88.0以上    0.406    0.1  
 11.2    77.5    59.8   88.0以上    0.594    0.1  
 12.5    96.5    74.5   88.0以上    0.634    0.1  
 14    121    93.5   88.0以上    0.796    0.1  
 16    150    122   88.0以上    1.04    0.1  
 18    189    155   88.0以上    1.32    0.1  
 20    234    191   88.0以上    1.63    0.1  
 ( 22.4 )    276    239   88.0以上    2.04    0.1  
 ( 28 )    432    374   88.0以上    3.18    0.1  

※1 ロープの構成は、全て7×19 普通よりとする
※2 ロープ径 φ8〜φ20 は、JIS G 3550 による
※3 ロープ径 φ2〜φ6.3,φ22.4,φ28 は、JIS G 3550 に倣い規定したメーカー規格による
※4 単位質量と初期ひずみは、参考値

対象付属物の例
施 設 付帯物
交通管理施設 標識板、壁高欄設置標識
交通環境施設 防音壁、トンネル天井板
電気・通信施設 照明設備、計測設備、CCTV 設備、路車間情報設備、可変式道路情報板設備、可変式速度規制標識設備、トンネル内放送設備、移動無線設備、ETC 設備、トンネル換気設備
交通安全施設 落下物防止柵

適用ワイヤロープ ・ステンレスワイヤロープ
 JIS G 3550(構造用ステンレス鋼ワイヤロープ)
・共心形ワイヤロープ(ナイロン被覆、亜鉛めっき)
 JIS G 3549(構造用ワイヤロープ)
・繊維心ワイヤロープ(ナイロン被覆、亜鉛めっき)
 JIS G 3525(ワイヤロープ)

ワイヤロープ端末

ワイヤロープの端末加工は、事前の加工や現場での調整など、現場条件等を考慮して選定してください。
端末部の保証破断荷重は、ワイヤロープ規格破断荷重×加工効率(%)となります。また、ワイヤグリップ等のように加工効率の値に範囲のある場合には最低値を用います。

おもなロープ端末種類
種 類 効率(%) 摘 要
シンコークランプ 工場加工
95 ロープ径φ16mm 以下の構造用ステンレス鋼ワイヤロープは、現場での端末加工も可能 (ロープ径φ8mm 以上の加工効率は90%)。
現場加工
95(φ3〜φ6.3)
90(φ8〜φ16)
シンコーエンドクランプ
(圧着止め)
100 共心ロープ、IWRC ロープに適合。
ワイヤグリップ止め 80〜85 正しい方法によること。
グリップによる重ね継は避ける。

ワイヤロープの現場端末加工

現地圧着シンコークランプ[(株)高速道路総合技術研究所(NEXCO総研)承認品]

φ16mm 以下の構造用ステンレス鋼ワイヤロープは、現場で切断していただいて端末加工を行うことが可能です。当社では手動式、手動油圧式、電動油圧式の現場圧着ハンドプレス機をご用意しておりますので、現場の状況に応じたハンドプレス機を選択・使用することによって、現場でのシンコークランプ加工(現地圧着シンコークランプ)を効率的に行うことができます。なお、現地圧着シンコークランプは、(株)高速道路総合技術研究所(NEXCO総研)様のご承認をいただいています。

現地圧着シンコークランプ仕様
寸 法 ロープ径※1
φD (mm)
スリーブ長※3
A (mm)
定着効率
%
3 20 95以上
4 20
6.3 28
8※2 37 90 以上
9 42
10 46
11.2 50
12.5 57
14 64
16 74

※1 ロープ径φ8〜φ16 は、構造用ステンレス鋼ワイヤロープ(JIS G 3550 7×19)とし、ロープ径φ3〜φ6.3 は、JIS G 3550 7×19 に倣い規定したメーカー規格による。
※2 スリーブを2 個取り付けた場合、定着効率は95%以上。
※3 参考値。スリーブの材質はステンレスとする。

手動式プレス機(2.7kg)
適用ロープ径:φ4mm
手動式油圧プレス機(2.9kg)
適用ロープ径:φ3mm〜φ6.3mm
電動式油圧プレス機(3.3kg)
適用ロープ径:φ3mm〜φ6.3mm
電動式油圧プレス機(7.6kg)
適用ロープ径:φ8mm〜φ16mm
油圧ヘッド分離型
適用ロープ径:φ8mm〜φ12.5mm, φ16mm
ヘッド(4.5kg)
油圧ポンプ(14kg)

現地圧着シンコークランプ設置状況

ゲージプレートによる加工精度確認
設置状況 標識板へのケーブル設置状況    取付部詳細